研究開発部/研究所
T.N
2014年 入社
INTERVIEW
最後まで責任を持ち、一つの商品を開発できる
研究開発職の係長として3つのカテゴリ(消臭・防虫・マスク)を管理しています。
それぞれの研究開発が同時並行で行われるので、そのフォローや進捗確認を行う仕事です。また当社では年に2回新商品が発表されます。発売日に向け、実験や評価を繰り返し、マーケティング部署や生産部門との調整を行っています。
係長になったきっかけ
私はさまざまなプロジェクトに対し好奇心を持って手を挙げてきたのですが、何でもやりたがる私に当時の上司も仕事を振りやすかったのだろうと思います。
多くの研究を同時にこなす中、メンバー編成のタイミングで、係長に任命いただきました。実際、自分がリーダーの立場になると、消極的で中々手が挙がらない人に対しては「この人にお願いして大丈夫かな、やってくれるかな」と心配することもあるので、色々なことに興味を持てる人は、昇進のチャンスを掴みやすいのかもしれません。
入社前後のギャップ
白元アースは少数精鋭で研究を行っているとは聞いていたのですが、
実際入社してみると、想像以上に少ない人数で多くの商品を手がけていることに驚きました。そのため、1つの商品を最初から最後まで責任を持って開発することができます。また当社は歴史のある商品が多いためお堅そうな社風をイメージしていましたが、実際は明るい雰囲気で、フランクな印象を受けました。気さくな人が集まっていて、働きやすい環境です。
働くうえでの苦労
複数の商品に同時に携われることにやりがいを感じる一方、やることは多いので大変さもあります。
複数ある新商品の発売日は同じタイミングになることが多く、おのずと生産や仕様を決めるタイミングが同時期になります。トラブルも大抵同時に発生するので、それらに対応することに苦労しています。とはいえ研究は好きなので、大変さの中にも充実感があります。
マネジメントで意識していること
対話によるコミュニケーションを意識しています。研究では正しい情報や進捗を把握する必要があるので、メンバーと円滑にコミュニケーションを取れる関係性を築くことは大切です。研究職の社員は実験室にこもりがちなので、私から意図的にコミュニケーションの機会を作るよう意識しています。
「入社してよかった」と思うポイント
一つの製品を最後まで見届けられる点です。商品を開発するところはもちろん、発売後、営業に近いところまで携わることができます。得意先に向けて当社の新商品をご案内する提案会では、我々がお客様にプレゼンを行い、反応を直接見ることができて嬉しいです。
また、私の所属する研究所では取締役が所長を兼任しています。
毎日同じ部屋で顔を合わせる中で、鋭い指摘は入りますが、役員の存在を身近に感じながら仕事ができるので、それが自身の成長にもつながっていると実感しています。
「もっとこうだったらいいのにな」
と思うポイント
歴史ある商品が多くあることもあり、ロングセラー商品ほどターゲットの年齢層が高くなっています。近年は若年層にも受け入れられる製品作りに取り組みつつあるのですが、ターゲットである若い世代の意見をもっと社内に吹き込んでいきたいと考えています。若手の社員も萎縮せず、アイディアや意見をどんどん主張して欲しいと思いますし、これから入社される方にもそれを期待しています。
どんな人が
白元アースに向いているか
これだけは負けないと胸を張って言えるような得意分野を1つ持っているといいですね。
とは言っても大げさに考える必要はなくて、例えば自身が大学で取り組んだ研究内容については、社内ではその分野で一番詳しいはずです。また他の分野に興味を傾けられる人もいいですね。様々なジャンルのプロフェッショナルがお互いに知見を共有できると、とても強いチームが作れると思っています。